キルコートは地震があっても、本当にひび割れしにくい塗料でしょうか?

キルコートに関するQ&A

Q. キルコートは地震があっても、本当にひび割れしにくい塗料でしょうか?
質問者 40代 建設業 男性キルコートの耐久性に関して質問をしている40代建築家の男性のイメージ画像

A.  建物は目には見えませんが、常に温度の変化で伸び縮みをし、強風による揺れや、地震による振動で動いています。
こうした動きによって、屋根・外壁に少しづつひび割れが生じてくるのは物理的に仕方のないことです。

特にモルタル壁は、ひび割れができやすいことで知られていますね。

さて、それではハイブリッド塗料・キルコートは、地震があっても本当にひび割れしにくい塗料といえるのでしょうか。

これにお答えするためには、ある程度の量のデータが必要になってきますが、残念なことにキルコートは販売されてからまだあまり日にちが経っていません。ですから、ここで具体例を挙げることは難しいと思われます。

しかし、メーカーによって行われた実験では、キルコートの塗膜は乾いた後も200%以上という抜群の伸びがあり、地震が起きた時屋根や外壁にひび割れができても、それを追って塗膜が伸びるという結果が発表されています。

硬い塗料ですと、震度3程度の地震でもヒビが入ることがあるそうですから、そうしたリスクを避けたい方にはキルコートの導入は検討の余地があると思います。

また、キルコートには強い接着力があることも実験でわかっています。

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