経験者が教える!外壁はサイディングかタイル張りか迷った時の選び方

サイティング おすすめ 塗料

1 外壁の素材選び サイディングかタイル張りか

サイディングかタイルか悩む女性

現在外壁材として用いられるものとしては、窯業系サイディング、金属サイディング、塗り壁、ALC(気泡コンクリート)、タイルなどがあります。このうち、現在最も普及率が高いと言われているのが、窯業系サイディングです。ここ最近では新築住宅の約8割で採用されているそうです。

しかし、どんな素材の外壁を選ぶかは、あくまでも施主の自由。人気があるから絶対にこれにしなくては・・・ということはもちろんありません。

肝心なのは、どんな素材にもそれぞれのメリット・デメリットがあることを十分理解し、その上で自分の希望を最も活かしてくれるのはどれかをしっかりと見極めることです。

さて、ここでは前述した外壁材の中からサイディングとタイル張りに絞って、もしもこのどちらを選ぶかで迷った場合をシミュレート。
これから外壁材を選ぶ施主様のご参考になるよう、それぞれの特徴を紹介していきます。

2-1 サイディングの特徴

サイディング

サイディングには、「窯業系」と「金属系」の2種類がありますが、このうち普及率が圧倒的に高いのは窯業系サイディングの方です。

窯業系サイディングは、セメントや繊維質などを板状に形成した外壁材で、建物の外側からこれらを貼り付けていきます。一方の金属系サイディングは、金属、断熱材で構成された外壁材。取り付け方法は窯業系サイディングと同じです。

どちらのサイディングに関しても言える最大のメリットは、「コスパの高さ」でしょう。窯業系と比べると金属系の方が多少初期費用はかかりますが、それでも大量生産が可能な素材のため、コストが安く押さえられるという利点があります。

また、施工する側からしても、外壁材を外から貼り付ける作業は他の工法より簡単だと言われています。最近ではカラーとデザインも豊富になりました。ですから選ぶ側としても利用しやすいものとなったのです。

では、サイディングのデメリットは何でしょうか。最大のデメリットは、メンテナンスにコストがかかる、ということです。
平均的なサイディング外壁では、新築後10年目ごろからボードの継ぎ目・目地に施したコーキングに劣化が見られやすくなります。ちなみに我が家(窯業系サイディング外壁)では、築11年の時に外壁塗装工事を行いました。

約10年ごとにメンテナンスが必要になるサイディングは、初期費用は安いですが、トータルで見るとメンテナンス費用は決して安いと言い切れないのです。

また、サイディングには防水機能がありません。そのため、サイディングに塗布した塗料が劣化してくると、そこから水が浸出します。更に、壁材が暑さ寒さの影響を受け、膨張したり反ったりすることがあります。

初期費用 4000円/㎡~、
耐用年数 約25年~30年、
メンテナンス 約10年
塗り替え、約20年~30年 張り替え

が、サイディングの目安です。

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2-2 タイル張りの特徴

タイル張り(外壁タイル)の最大の特徴は、見た目のグレード感の高さでしょう。タイル外壁は、粘土を板状にして焼いて作ったもの。軽い感じのサイディングと比較すると、重厚で洒落た雰囲気を醸し出してくれます。

粘土を高温で焼き固めたものが素材ですから、耐久度が高く、キズがつきにくく大変丈夫なのも大きなメリットと言えます。

さらに、サイディングと比較すると、汚れ・色あせにも強く、メンテナンスも長期間不要と言われていますので、ランニングコストに優れています。

ではタイル張りのデメリットは何でしょうか。最大のデメリットは、初期費用の高さです。

初めてのマイホームを建てるには、何かといろいろお金がかかるもの。なるべく費用は抑えたいと思う方も少なくはないでしょう。また、サイディングと比較すると、施工する職人の腕の良し悪しで仕上がり具合に差が出ることもあります。

もしも運悪く腕の良くない職人が施工した場合には、浮きや剥がれが起きることがあり、修理のために余計な出費が発生するリスクもあります。

初期費用 13000円~/㎡
耐用年数 約40年
メンテナンス 約20年ごとに外壁洗浄と目地の補修

がタイル張りの目安です。

2-3 ではどちらを選べば良いのか?

サイディングとタイル

前述したように、どんな外壁材を選ぶかは、あくまでも施主側の自由意志に基づくものであり、「絶対に⚪︎⚪︎にすべき!」と強制するものではありません。

そして、ここまでのご紹介で、サイディングにもタイル張りにも、それぞれにメリット・デメリットがあることをご理解いただけたかと思います。

事実として言えるのは、新築時、少しでも費用をかけずに用いることができるのはサイディングの方で、建築後メンテナンスに手間がかからないのは、タイル張りの方だということです。

どちらの方に重点を置いてみるかによって、選ぶ対象は変わってくると思います。
ご自分がどのような外観の家に住みたいのか、それをはっきりさせた上で決めていただきたいですね。

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