外壁塗装一番の人気塗料は?経験者が教えるタイプ別におすすめの塗料の選び方はこちら
外壁塗装・リフォーム
塗料 おすすめ
- 1 現在一番人気の塗料はどの塗料なの?
- 2 タイプ別にご紹介 おすすめの塗料の選び方
- ・コスト重視、とにかく安くしたい方に ー アクリル塗料
- ・光沢の良さ、密着度の高さ重視の方には ーウレタン塗料
- ・耐久性重視の方には ー フッ素塗料
- ・美観キープ重視の方には ー 光触媒
- ・節電対策重視の方には ー アドグリーンコート
- ・仕上がりとコスパ重視の方には ー キルコート
- 3 まとめ
目次
1 現在一番人気の塗料はどの塗料なの?
外壁塗装業界において、少し前までよく使われていたのがウレタン塗料でした。現在でもウレタンを勧める業者がいるくらい、根強い人気を持っています。
しかし、現在割合として最も多く選ばれている塗料はシリコン塗料です。「迷った時はシリコン塗料にしておけば間違いない」とも言われます。
シリコン塗料のメリット
耐久性・耐候性の高さ、汚れにくさ、色褪せのし辛さなどが上げられます。
シリコン塗料のデメリット
ややひび割れしやすいこと、密着度がやや低いことなどです。
外壁での平均的な耐用年数は10年から15年。屋根での耐用年数はこれよりも短く、8年から10年です。
以前は価格が高めだったので使いづらかったのですが、ここ最近価格が下がってきて取り入れやすくなりました。
価格は2300円~3000円/㎡、30坪の住宅で70万円~90万円程度になります。
しかしここでひとつ注意すべき点があります。それは、シリコンがほんの少ししか配合されていなくても「シリコン塗料」として販売されているケースがあるということです。もちろんそういう製品では、シリコン本来の性能発揮は期待できません。
そういったリスクを回避するために、塗料は信頼できる国内大手メーカーのものを選びましょう。国内には日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研という三大塗料メーカーがあります。この三社から発売されているシリコン塗料であればまず安心と言えます。
この三社から発売されているシリコン塗料であればまず安心と言えます。
2 タイプ別にご紹介 おすすめの塗料の選び方
最も人気のある塗料はシリコン塗料ですが、施主様の希望は十人十色です。
「こんな風な仕上がりにしたい」「今回の塗装塗り替えの後、次の塗装までは極力長く持たせるようにしたい」など、いろいろなお考えがあるでしょう。
そこで次に、「特に⚪︎⚪︎を重視する」といった時、どんな塗料を使うと良いかを考えてみたいと思います。
コスト重視、とにかく安くしたい方に ー アクリル塗料
※この写真はイメージ写真です。
外壁の塗り替えはしたいけれど、予算はあまりかけたくない。とにかく少しでも安くあげたい。そう考える方にはアクリル塗料がおすすめです。
以前は人気の塗料でしたが、耐久性に乏しく頻繁な塗り替えが必要になるため、最近はあまり使われなくなりました。しかしコスト重視という観点から見ると、アクリル塗料が最もその条件に当てはまっています。
価格 約1400円~1800円/㎡
塗装費用 約50~70万円 ※標準的な30坪の一戸建て住宅の場合
光沢の良さ、密着度の高さ重視の方には ーウレタン塗料
※この写真はイメージ写真です。
シリコン塗料に次いで人気のあるのがウレタン塗料です。この塗料の特徴は、柔らかいので密着度が高いこと。そして光沢があり、それが長続きするということです。
コスパバランスも良く、価格は1600円~2200円/㎡、30坪の一戸建て住宅では、約60万円~80万円が塗装費用として見込まれます。
価格 1600円~2200円/㎡
塗装費用 約60万円~80万円 ※標準的な30坪の一戸建て住宅の場合
平均耐久年数 約8年~10年
耐久性重視の方には ー フッ素塗料
※この写真はイメージ写真です。
耐久性が群を抜いて優れているのはフッ素塗料です。
次回の塗料塗り替えまではなるべく間をあけたい、とお考えの方におすすめします。
フッ素塗料は宇宙ロケットに使用されているほど高機能。汚れがついても雨で流れやすいという利点もあります。
このように機能的には大変優秀なのですが、価格は3500~5000円/㎡と、かなり高め。30坪の住宅では、約130万円~170万円前後になります。耐久度は約15年~20年と大変長いので、その間美しさも保たれます。
価格 3500~5000円/㎡
塗装費用 約130万円~170万円前後※標準的な30坪の一戸建て住宅の場合
平均耐久年数 約15年~20年と大変長い(その間美しさも保たれやすい)
美観キープ重視の方には ー 光触媒
※この写真はイメージ写真です。
建物の美観という点でおすすめしたいのは、光触媒という塗料です。「光」とは具体的に太陽光=紫外線のことを指しています。
光触媒は、光が当たると化学反応が促進され、塗膜についた汚れを自ら分解。その後雨水によって汚れが流されるという特長を持っています。つまり、セルフクリーニング機能により、常に外壁が美しい状態に保たれやすいということが言えます。
価格は3000円~4000円/㎡。やや高めです。30坪住宅の場合、約70万円~100万円になります。耐久性も高く、約15年~20年と見込まれています。
価格 3000円~4000円/㎡
塗装費用 約70万円~100万円※標準的な30坪の一戸建て住宅の場合
平均耐久年数 約15年~20年と長い
節電対策重視の方には ー アドグリーンコート
※この写真はイメージ写真です。
近年特に問題になっている地球温暖化。アドグリーンコートはこういった現象への対策のため開発された塗料です。
アドクリーンコートの特長は、遮熱効果が高いのと同時に、排熱効果も期待できること。
その結果、夏場のエアコン使用量が抑えられ、節電効果につながります。また、CO2削減にもつながりますので、温暖化への働きかけとしても期待ができます。
価格は3000円~4000円/㎡、30坪住宅の場合、約70万円~100万円となります。耐久性は約10年~12年。標準的と言えます。
価格 3000円~4000円/㎡
塗装費用 約70万円~100万円 ※標準的な30坪の一戸建て住宅の場合
平均耐久年数 約10年~12年(標準的)
仕上がりとコスパ重視の方には ー キルコート
※この写真はイメージ写真です。
高機能でありながら、同程度の機能を持つ塗料と比較して価格が手頃な塗料としておすすめなのが、キルコートです。
同様の機能を持つ断熱塗料にガイナがありますが、キルコートは断熱性、密着性、耐久性、防音性などガイナ同様のすぐれた機能を持ちつつ、ガイナと同等、あるいはそれ以下の価格であるケースが多くなっています。またガイナよりも弾力性が高いのも特長です。
フッ素ほど高額ではないけれど、シリコンよりは高めの価格帯です。一度塗れば15年~20年の耐久性を誇るので、コスパ的に良いと言えるでしょう。
価格は3000円~5000円/㎡、30坪住宅の場合、約110万円~150万円が見込まれます。
価格 3000円~5000円/㎡
塗装費用 約110万円~150万円※標準的な30坪の一戸建て住宅の場合
平均耐久年数 15年〜20年(大変長い)
3 まとめ
一番人気のシリコン塗料の他、仕上がり具合別に最適と思われる各塗料の紹介をいたしました。
各塗料の特長を知ることで、失敗しない外壁塗装を実現する確率が上がるでしょう。
初めて外壁を変えられる初心者の方、これから家族と相談をしようと考えられている方まで、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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