色を変えたくなった場合、塗替えをしても大丈夫でしょうか？

アクリルに関するQ&A

Q.　色を変えたくなった場合、塗替えをしても大丈夫でしょうか？
質問者　60代　会社員　男性

A. 　アクリル塗料は、安価であることが最大のメリット。他の塗料と比較すると、耐久性や防水性などの諸条件で見劣りがします。しかしだからこそ、短いスパンで塗り替えを楽むのに最適な塗料と言えるのではないでしょうか。

現在屋根・外壁塗料として主流のシリコン塗料の耐久年数は約7～10年と言われています。

これに対してアクリル塗料の耐久年数は約3～5年とかなり短めです。ですが、湿気を通す性質があるので、湿気がたまりやすい部分への内装用塗装として使うと効果的ですし、ツヤと光沢があるなどのメリットもあります。

かなり頻繁なメンテナンスが必要になることを逆手にとって、点検の際、どこかに傷みを見つけたらそれが次の塗り替えへの合図を考え、どんどん自分好みの色に塗り替えていくと良いですね。

何より、アクリル塗料は付着力が強い性質があるので、先に塗った塗料の上から重ね塗りが容易にできるという利点があります。

ただし、先に塗った塗膜にクラックなどの劣化が生じている場合は、そのまま塗り替えをすると不都合が起きる危険性があります。

必ず外壁材の状態を確認し、補修が必要な時はしっかり処置を施してから塗り替えに臨みましょう。

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