シリコン塗料とウレタン塗料の違いを教えてください。家は洋風建築なので少し高級な見え方にしたいです。
塗料のQ&A
Q. シリコン塗料とウレタン塗料の違いを教えてください。断熱塗料も検討したのですが120万円を超える見積もりだったため残りの塗料候補がシリコンかウレタンになっています。家は洋風建築なので少し高級な見え方にしたいところなのですが…。 |
A. ウレタン塗料とシリコン塗料は、最近の外壁・屋根塗装の現場で特によく用いられています。 最も安価なアクリル塗料から先進的な光触媒に至るまで様々な塗料がある中、ウレタン塗料とシリコン塗料はともにコスパの良さで知られており、それで施工件数も多いのです。 まずはウレタン塗料ですが、メリットは塗膜に肉もち感があり、光沢感があるので、高級感が得られやすいこと、付着性が強いこと、そして耐候性が高いなどが上げられます。 デメリットは紫外線で変色しやすい、湿度が高い時に塗膜性能が落ちる、結合組織に強い毒性がある、などが上げられます。 一方シリコン塗料のメリットは、耐熱性が高い、耐候性が高い、汚れがつきにくい、などがあげられ、デメリットはやや付着性が弱いこと、価格が高めということが上げられます。 相談者は高級感をお求めのようですね。そういう観点からするとウレタン塗料の方が適している可能性が高いです。 しかし費用と塗料の「持ち」の観点からすると、ウレタン塗料の耐用年数が約6年なのに対してシリコン塗料は10~12年、1年あたりの塗装費用はウレタン塗料が約12万円、シリコン塗料は7~8万円、またシリコン塗料の方がウレタン塗料よりも、光沢の持ちが長いのです。 これらの事をふまえて、筆者はシリコン塗料の方をお勧めします。 |
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