見積もり書にある「足場仮設代」の相場は一般的にどのくらいでしょうか?広さは35坪、2階建の一軒家です。
見積もりのQ&A
Q. 見積もり書にある「足場仮設代」の相場は一般的にどのくらいでしょうか?広さは35坪、2階建の一軒家です。 質問者 30代 男性 サラリーマン |
A. 屋根・外壁の塗装工事を行う際、まず最初に行われるのが「足場仮設工事」です。 架設工事は、「下にいる職人との道具の受け渡し」「塗料やその他の道具を足下に置けるようにする」「高圧洗浄、塗料の飛散を防ぐ」などの目的で建てられます。 この足場には塗装業者自身が組み立てる単管足場と、足場専門業者が組み立てるピケ足場の2種類があり、前者は組み立てが比較的容易なため費用が安い、後者は費用は多少上がるけれどその分作りが頑丈、という違いがあります。 そしてご質問の「足場仮設代の相場」ですが、一般的な二階建て住宅における価格相場は、「設置料金込み」で約600~800円/㎡、塗料を塗らない箇所を保護する「養生シート」の価格は約100~200円/㎡となっています。 ご相談者のお宅は広さが35坪の二階建てということですので、これに従ってざっと計算してみると、足場の面積は「185~205㎡」、壁面積は「138~156㎡」となり、計算上かかる費用は17万円前後ということになります。 足場仮設に関してひとつ気をつけていただきたいのは、業者(特に飛び込みセールス)が「ちょうど近くで施工契約が決まり足場を使うので、今なら足場代は無料にしますよ」などと言って来た場合のこと。 一般住宅の塗装工事における平均的な費用を100万円とした場合、その中に足場架設代がしめる割合は約20%と決して安くはないので、「無料」という言葉に心が動くかもしれません。 しかし、その足場代が他の施工項目に上乗せされていることがあるので、要注意です。 |
他の見積もりに関するQ&Aを見る
Q. 木造アパートの外壁塗装でおすすめの塗料、相場を教えてください。 |