クーリングオフを利用する際の注意点
外壁塗装・屋根塗装におけるクーリングオフ契約を適用されるための条件についてご紹介を行っています。
- 1、クーリングオフとは?
- 2、外壁塗装のクーリングオフ適用期間は?
- 3、クーリングオフを利用する際に知っておくこと
- 4、クーリングオフの申し込み方
- 5、クーリングオフにかかる費用は?
- 6、最善策は、クーリングオフを使わない事
- 7、クーリングオフを利用する上で注意すべき事
目次
クーリングオフとは?
クーリングオフという言葉を聞いた事がある方もいらっしゃるかもしれません。
クーリングオフというのは、何らかのサービスと契約した後に、消費者がその契約を消費者の都合で自由に破棄出来るというもので、消費者を守るための制度です。
業者の言い分を無視して、一方的に解約出来るため、悪質な手口に騙されて、料金を支払ってしまったあとでも、条件を満たせば無条件で全額返金してもらえます。
外壁塗装のクーリングオフ適用期間は?
8日間です。契約後8日間以内に申し込みしなければ、適用されません。8日以内であれば、塗装が途中でも、仮に塗装が完了した段階であっても、クーリングオフは適用されます。
クーリングオフを利用する際に知っておくべきこと
契約を結んでも、それから8日以内であれば解除できる。それがクーリングオフ制度です。
塗装工事にもこの制度は適応されますので、契約成立後8日間はクーリングオフが有効。
このときに「やはりこの工事は見合わせよう」と思ったら、業者に契約解除を申し出ましょう。
とはいえ、契約締結後実際の工事スケジュールをその8日間を待たずに組んでしまい、実際に工事が始まってしまえばどうしようもありません。 スケジュールの組み方にも十分注意をしましょう。
クーリングオフの申し込み方
郵便局で内容証明郵便を3通作成し、自分用・業者用・郵便局用に分けて、業者用のものは業者宛に送る事で、適用されます。業者に送る際は、配達証明もつければ確実です。
その後通知書が届くので、業者に電話するか、相手側から連絡が来て話し合う事になりますが、業者は損をしたくないので、あれこれ理由をつけてクーリングオフさせないように持っていくかもしれませんが、無視して良いです。
この点に関しては、依頼者が諦めるのを待つ手口なので、だまされてはいけません。訪問販売で契約した場合は、法律で守られているので強気で行き、返金してもらい、返金が完了したら、塗装中だった場合は、元の状態に戻してもらいます。
これも業者負担となりますので、こちらにリスクはありません。
クーリングオフにかかる費用は?
上記でお伝えした、内容証明郵便の作成に1000円+送料のみになります。業者が作業を行ったからと言って、人件費や材料費を請求される事もありません。
最善策は、クーリングオフを使わない事です。
外壁塗装依頼で騙されている被害者の数は、多い日で1日に15件にものぼると言われています。巧みな話術や、一部の悪質な業者の手口に騙されてしまうのです。 一番良いのは、クーリングオフを使うような状況に陥らない事です。しっかりと評判の良い業者を調査するか、地元密着型の友人の紹介で依頼するかのどちらかの選択になります。
クーリングオフを利用する上で注意すべき事はこれ
最も注意するべき点それは、「時間」です。上記の条件を満たさなければ、返金されないのと、8日以内でなければ、仮に条件を満たしていても施行されないと いう点に注意しなければいけません。外壁塗装の場合は、多くの場合百万円単位の額になるので、何よりもクーリングオフでの契約破棄を最優先するよう心がけ ましょう。
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