縁切り（えんぎり）

一枚づつ薄い板を張り合わせることで完成させるコロニアル屋根（スレート葺き屋根ともいいます）。
このタイプの屋根材では雨が降ると板同士の隙間から雨を逃す構造になっていますが、塗装するとこの隙間が塞がれてしまいます。
そのままにしておくと雨水が滞留して、屋根が傷んだり雨漏りしたりという困った状態が現れます。
そこで屋根塗装をした後、塗料でふさがった屋根材の隙間を回復させる工事が行われるのです。
このことを縁切りと言います。