家族との話合いの際に気をつけるべきこと

外壁塗装・リフォーム

注意点

どうしても主婦目線で考えると、「とにかく１円でも安く工事をしてもらいたい！」
となってしまいがちではないかと思います。実は当初私もそうでした。

外壁塗装に関する知識も殆どなく、もっぱらそういうことは夫任せにしてきたため、
何から手をつけて良いのか、どういう風に工事が進められるのか、
など全くわかっていなかったのです。

外壁塗装のことを勉強するようになって初めて、
塗装工事には「相場」というものがあって、
それから著しく高かったり安かったりする見積もりは、
そのいずれもがNGということを知りました。

要するに「適正価格」で行われる施工が
結果的には最も安心できるのだということがわかったのです。

また、どうしても動かす事のできない項目（足場代、高圧洗浄、養生、塗料代など）については仕方がありませんが、
「諸経費」という項目に関しては業者と話し合いをすれば、
多少値引きをしてもらえる可能性があることも知りました。

屋根や外壁の塗装工事は高い買い物です。
後から後悔しないためにも、家族間で良く話しあい、
不明点はすべてクリアーにしてから契約に臨みましょう。

良い業者は、施主の納得が行くまでじっくりと不明点について説明をしてくれるはずです。
そして業者と施主の間の意思疎通がうまく行っていれば、前述した「値引き」に関しても、
臆する事なくお願いしてみることができると思います。

また費用を安くしようとするあまり、
価格は安いけれども耐久性の低い塗料を選ぶことはあまりおすすめできません。
むろん施主が頻繁に塗り替えをしたいのであれば話は別です。

が、おそらく殆どの方はなるべく長持ちする塗装をしたいとお考えのはず。
塗装工事の見積もりで最も大切なのは適切な塗料選びですので、
現在のお宅の屋根や外壁の劣化状態、
塗装することで何を望むのかについてはっきりと把握しておくことが大切になるはずです。

初期費用だけを見るのではなく、5年後、10年後の状態を考えて塗料を選ぶことが、結果的にはコスパの良い施工につながります。
家族との話し合いの際もその点をしっかり把握し、適正価格も見極めた上で予算を共有しながら話し合いを進めていくことをおすすめします。